書類送検とは何か?

iPhone の NEWS欄に表示される内容にはいつもイライラさせられる。
紛らわしいタイトルで興味を引かれ、中身を読むと “そんな事か” と思う記事が多い。

しかし、明らかに勘違いを誘う記事もあり、悪質だと思うので忘備録として記録しておく。

2019年10月16日 携帯に下記記事が表示された。

朝日新聞記事へのリンクです。
飲食店を装い、映画館を営んだ疑いで書類送検へ 吉祥寺

悪い事をしたのだがら、”書類送検される” そんな印象が残る記事です。
飲食店を装い、映画館を営んだ疑いがあるので警察が捜査したのでしょう。
都の許可を得ずに映画館を営業した事が本当なら、確かに悪い事です。

しかし、この記事の問題点は、
”書類送検する方針を固めた。”
と書かれている事です。

書類送検しない選択しがあると思ってしまいませんか?
私は思ってしまいました。

つまり、
“書類送検される”
 
“有罪と判断された人”
 
“犯罪者”

と読者に思い込ませて、間違った知識を広めているのです。

捜査結果をまとめた書類を送付しているだけなのに、
“有罪と決定したから書類送検した”
と読者が思ってしまう様な書き方が問題なのです。

警察が有罪だと判断したから書類送検したと思っていませんか?

実際は警察が捜査をしたら、必ず(100%)検察に書類を送付するのです。
検察へ書類(捜査資料)を送付する ==> 書類送検
警察に捜査されたら100%書類送検されるのです。
あなたや私も警察に捜査されたら、100%書類送検されるのです。
書類送検は何も特別な事では無いのです!
方針など固めなくとも、捜査した時から書類送検する事は決まっているのです。

このため、私は下記の様に書くべきだと思います。
”飲食店を装い、映画館を営んだ疑いで警察が捜査”

100歩譲って、書類送検のタイミングで記事にしたいのであれば、
下記の様に書けば勘違いしないで済むと思います。
”飲食店を装い、映画館を営んだ疑いの捜査結果を検察へ送付”

この様に間違った印象を広めて、有名人などが書類送検されると
“xxxx書類送検!!”
なんて報道して、
罪が確定していない人を犯罪者扱い
するのです。

仮に犯罪者だと書かなくても、読者は犯罪者だと思ってしまいます。
勘違いしてしまうのです。
わざと勘違いさせているのだと思います。
私も最近まで “書類送検=犯罪者” だと勘違いしていました。

インターネットで話題のN国党の立花孝志さんのYouTubeを見るまで知らなかったです。
下記のYouTube動画で立花孝志さんが丁寧に書類送検とは何かを解説しています。
目から鱗の動画です!
マスコミがバカすぎるので有罪になっても国会議員辞めません立花孝志

現在(2019年10月17日)、埼玉県にて参議院の補欠選挙が行われています。
あまり報道されていません。
何かが オカシイ と感じています。

書類送検が、
検察へ書類を送付する以外に何も意味しない
事を知って、
テレビや新聞の報道に対する不信感が芽生えてしまいました。。。

他にも勘違いしている、させられている事がいっぱいあるのではないか?
今日はそんな猛烈な不安に襲われたので記録しておきます。

以上

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